『下町ロケットヤタガラス』紹介レビュー｜佃VSギアゴースト。農業の未来を賭けた一騎打ち

『下町ロケットヤタガラス』(池井戸潤著)をAudibleで聴いたので作品内容や注目ポイントを紹介します。

著:池井戸潤

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『下町ロケットヤタガラス』ショートレビュー・注目ポイント

作品内容

佃VSギアゴースト。農業の未来を賭けた一騎打ち
ギアゴースト社長・伊丹とのしこりを残したまま、農業機械開発に取り組む佃製作所。無人農業ロボット開発を立ち上げた帝国重工・財前と再びタッグを組むことに。しかし、その先に待ち受けていたのはギアゴースト・伊丹達との熾烈な競争だったー。

本作はシリーズ続編という以上に３作目『ゴースト』の続きです。

前作で佃製作所はギアゴーストに不利な裁判で協力し、窮地を救ったものの、一方的にパートナー関係を反故に。
その伊丹と無人農業ロボット開発を巡り、再び対決することになります。

かかっているのは会社の未来と日本の農家の未来。そして、それぞれの想いとプライドを賭けた最終決戦が大団円を迎えます。

オーディオブックだと頭に入ってこない事があるため、なるべく全人物メモしてます。同様の方がいたら参考にしてください。
※オーディオブックでの視聴のため、正確な表記が不明/誤りがある場合があります。漢字はwikipediaや本を参照。

佃製作所関連	前作に登場	精密機械製造業
佃航平	１２３	社長
殿村直弘	１２３	元経理部長。退職後、実家の米農家を継ぐ妻：さきこ
津野薫	１２３	営業第一部（小型エンジン）・部長
唐木田篤	１２３	営業第二部（小型エンジン以外）・部長。外資系IT企業出身。『徹底した合理的思考の持ち主』
山崎光彦	１２３	技術開発部長。佃と同じ大学の後輩。『３度の飯より実験が好き。どこから見てもオタク』
江原春樹	１２３	営業第二部
村木昭夫	２３	営業第一部
軽部真樹男	２３	技術開発部。トランスミッション開発担当。『ぶっきらぼう。技術は優秀』
立花洋介	１２３	技術開発部。トランスミッション開発担当。
加納アキ	２３	技術開発部。トランスミッション開発担当。
迫田滋	１３	経理部係長代理
のむら		営業
神谷修一	１３	顧問弁護士。『知財関係で国内トップクラスの凄腕』
稲本彰	３	殿村の高校の同級生。地元の米作り農家
みしま		いなもとの農業仲間
はらぐち		いなもとの農業仲間
吉井浩		農林業協同組合。『大農家の３男坊』殿村の父と確執
どばし		ドバシ工業・社長。無人農業ロボット計画に参加。

帝国重工関連
財前道生ざいぜんみちお	１２３	宇宙航空部・宇宙開発グループ・部長
藤間秀樹	１２３	社長
しばたかずのり		専務取締役。『喧嘩しばた』（的場の上席。かつての社長候補）
水原重治	１２３	本部長。『にっこり笑って人を斬る』
的場俊一	３	次期社長候補。財前の元上司。『剛腕タイプ』
奥沢靖之	３	副部長。『トランスミッション部門のお目付役』。過去の島津の上席
おきたいさむ	３	会長
おだ		専務
たの		広報部長
おむら		課長
ないとう		秘書室長
たけもとえいじ		モーター化研。ベテラン評価担当者。

ダイダロス関連		小型エンジンメーカー。『ダーウィンプレジェクト』
重田登志行	３	社長。元重田工業・社長。過去、重田工業時に帝国重工に取引を打ち切られる。
中川京一	１３	顧問弁護士
おおはし		おおはし塗装・社長。ダーウィン・プロジェクトに参加
たかおか		たかおかマシナリー・社長。ダーウィン・プロジェクトに参加
戸川譲		キーシン・社長。重田と同級生。野木博文と因縁あり。
北堀哲也		きたほり企画・社長。ダーウィンプロジェクトの広報担当

その他
野木博文	北海道農業大学でビークルロボティクスを研究。佃の大学時代の友人。
はまはたてつのすけ	首相
はぎやまひとし	衆議院議員。ダーウィンプロジェクトを後押し
にいみけんすけ	いけがみ界隈の法人会長の重鎮の一人。ダーウィンプロジェクト参加